霜明洞のカウンター席にて記す。
普通のブログ。
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もしかしてスパイでもいるのか(内容に全く関係なし)。
何やってんだ自分。
どうして忘れてたんだろう。 未練たらたらに、捨てられなかったページ。 しがみついて離せない、過去の番号。 これさえあれば他には何もいらないって そう、愛してたはずなのに。 行かなきゃ。 PR
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とりあえず終わった。
勢いで書こう、って魂胆だ。
昨日Rが悩んでるみたいで、きぃちゃんと心配してたんですよ。 で、まぁ一緒にご飯食べに行って、何も話して貰えないまま帰ったんですが、その途中にRがビールを買ってまして。 そんで夜に「大丈夫かー?」ってメールしたら、めっちゃ暇だっつうんですよ。 私はその時小説を書こうとしてまして、でも家で一人で書いてたら絶対寝る……と思って、USBメモリに小説放り込んで、Rん家行きました。 Rがゲームやってる横で延々と小説を書き続け、途中でコンビニ行ってカフェインを摂取しつつまた書き続け、Rが寝てからも書き続け、とりあえず終わりました。 6月末が〆切で焦ってたんですが、荒療治すればそれなりに出来ちゃうもので。 しかし、これからは推敲が待ってます……。 つうか眠くて文章可笑しい気が……。 見逃して下さい。 |
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かすれてるぞ。
霜月サン、ちょっと本当に忙しいよ。
夜は比較的自由な時間もあるんですけどね、なんか色々しなくちゃいけない事が多くて、気付けば夕食を作る時間ー。 今日はあまり意識しなかったけど、ちょっと心情描写に力を入れたい時期(は? 色々欠如してるものが多くて、なんかもう才能ないよね、自分。 志乃の身の上話をなんとなく聞きながら、夢幻は油を染み込ませた布で、解体した小型銃のグリップ部分の内部を丁寧に拭った。立ち上る油の臭いに、志乃は顔を顰める様子もない。自分の事で精一杯で、どうでも良いのだろう。夢幻も志乃の苦労など、志乃とは違った理由からどうでも良かった。似た様な話は何度も聞いたし、もっと酷い話にも慣れている。そして、そんな者達でも笑えると云う事も知っていた。 夢幻は汚れが詰まっていないかと銃の中を覗き込みながら、志乃に金平糖を勧めた。 「大変だったのね」 ありきたりな感想を述べる。それでも不幸の渦中にいる人間は、そんな言葉でさえめったにかけて貰えないのだ。そして不運に酔う人間は、陳腐な同情でも満足する。 螺子の具合を確かめてから、夢幻は弾倉を銃に装填した。 「それ……」 「え?」 布や油を片付けようとしていると、志乃が抱えていた膝を崩して、夢幻の持つ拳銃を眺めていた。 夢幻が愛用している、欧米渡来の二丁拳銃。 「夢幻さんが使うんですか?」 「ええ。軽くてね、片手で持てるのよ」 「一つはおりんさんが使うんですか?」 「いいえ、二つ共私が使うの」 不思議そうな表情をする志乃に、夢幻は二丁拳銃の使い方を簡単に説明してやった。普通の銃でさえ目にした事のなかった志乃は、物珍しそうな顔で夢幻の手元を覗き込んでいる。 夢幻が銃口について語っていると、戸口がガタガタと音を立てた。舌打ちと一緒に体格の良い男が入って来る。 「この扉ぁ、昨日より建て付けが悪くなってんじゃねぇか?」 男は家に入ってくるなり、敷居を跨いでしゃがみながら木戸の下部を細めた目で眺めた。 「勘三郎さんが乱暴に開け閉めするからですよ」 呆れた様に笑って言う夢幻に、夢幻達の集団のまとめ役、勘三郎は、無精髭の生えた顎を撫でて、もう片方の手に持った大きな鰹を見せた。 「鍵屋の辻の弘一から貰った。さばけるか?」 夢幻ちゃんシリーズ(もっと他の名前はないのか)第二弾。名誉挽回……のつもりだったけど、汚名挽回になったかも。 一見大人しそうな女性は二丁拳銃、というのが霜月さんの中でのイメージ。 撃てるし殴れるし、かさばらないし。多少筋肉がついてれば、振り回される事もないし。 で、前回言ってた、集団のリーダー登場。だけどあまり絡ませられなかった。無念。 また書くか?(爆 はぐれ者集団全員を揃えたシーンも書いてみたいけれど、長くなりそうなので躊躇。 「鍵屋の辻」は、多分地名。父の実家がある辺りが、こう呼ばれてます(笑 |
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最近やたらと。
ひとつ約束しよう
僕はここで生きてる 『果てしなく遠い空に』 THE STAND UP 最近やたらと小説漬けです。 HPでリク貰ってるのを書きながら、ここでもリハビリで書いてたり……まぁこの頃普通に好き勝手書いてますが。 霜明洞で連載してる二作品も、受験が終わってやっとこさ動き出しそうです。 プライベートでは、大賞をとると副賞として高級さくらんぼ一箱が貰える文学賞に、母が応募しろとうるさいので、中学の時に出したネタを引っ張り出して来て書いてます。 決して暇ではないと思うんですけど、部活と受験、そして学校があった時は、精神的に余裕がなかったですからね。 少し大きな余裕が出来るとコレかい、みたいな。 んで、どの文学賞が自分の作品傾向に合ってるのか、模索中です。 ラノベ文庫の文学賞が良いのかなぁ、と思うんですが、どの文庫が良いのやら。 しかも霜月さん、ラノベ向けじゃなさそうな話も書きますからね。 書けるもの、書きたいもの、書くもの、書けないもの。 賞をとった後にどうしたいのか、どうなりたいのか。 うーん、難しい。 最近やたらと。と云えばもう一つ。 最近やたらとバトンが来るです。 早く投稿しないと溜っちゃうわー。 暇だったので「霜月あやめ」を携帯でググったら、一番に私が、二番以降もほとんど私でした。 ちょっと嬉しい(笑)。 パソ子だと、私以外の霜月あやめさんもチラホラ出て来るんですけどね。 私が一人で運営してるHPは「終日せつり」でやってますが、やっぱりメインは「霜月あやめ」。 私の本分のオリジナル小説は「霜月あやめ」で書いてますし、「終日せつり」で書いてる二次創作物は、副次的に、オリジナルを書くのとは別次元の感覚で書いてるので。 やっぱり私は霜月あやめ。 この名前とも、気まぐれとかが重なって、もう6年の付き合いです。 そして、まさかの一生の付き合い。 人生何が大事なものになるか、本当に分かりません。 |
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夢幻ちゃんから。夢幻ちゃんへ。
今日は後輩に昼飯を奢った。
うーん、先輩ヅラ(笑 顔にかかっていた髪を払ってやると、志乃は乾いた瞳を夢幻へと向けた。食いしばった歯の間から、短い息を漏らす。 意識して優しげな目で促すと、微かに震えながらぽつりと言葉を零した。 「兄上が……」 それだけ言って、志乃は着物の裾を握り締めて涙を流した。頬に残っていた涙の筋をなぞる様にして、新しい涙が顎まで落ちた。 「兄上、兄上が……」 どうやって落ち着けようかと、夢幻は少しだけ首を傾げる様にする。仲間が大抵の事は金と甘い物で解決すると言っていたが、この狭い家には金も甘い物もない。もっとも、甘い物はともかく、金で志乃が落ち着くとは思わなかったが。 ここは根気よく話し掛けるしかないか、と夢幻が言葉を選んでいると、建て付けの悪い玄関の木戸が、音を立てて突っ掛かりながら開いた。 夢幻は微笑んで、小柄な人物に声を掛ける。 「おかえりなさい、おりんちゃん」 「ただいま、夢幻ちゃん。お客様?」 臙脂の小袖を着た少女が、脚も使って戸を全開にしながら、志乃の背中を見た。 「泣いてるのよ」 「そうかい」 りんは何でもない事の様に適当な相槌を打ってから、首だけ外に出して路地の向こうに何事かを叫んだ。 遠くからの返事を待たずに草履を脱いで、りんは袖の中から紙袋を出しながら、夢幻達の方へと歩いて来た。 志乃の斜め前に腰を下ろして、袋を床に置く。 「金平糖を買って来んした。食べなんし」 自分も一つ摘みながら、りんは夢幻と志乃に金平糖を奨めた。 「甘い物には、心を落ち着ける力がありんす」 流石に金も、とは言わなかったか。夢幻は心の中で小さく笑ってから、志乃の手をそっと握った。肩が揺れただけで大きな反応はなかったが、構わず夢幻は志乃の肩に腕を回した。 そのまま、りんと会話をする。 「おりんちゃん、清次さんは?」 「そこで犬と遊んでいんした」 金平糖で頬を膨らませながら、りんは開け放してある戸口を見遣った。タイミングを合わせた様に、清次が現れる。 清次は担いでいた長い木材を戸の枠に引っ掛けながら、家の中へと入って来た。土間に木材を立て掛け、首を鳴らしながら板間に上がって来る。 「おりん、一度に全部食べるなよ」 「わっちの勝手でありんす」 「買ってやったのは俺だろう」 清次は苦笑しながら、りんの手から黄色い星屑を取り上げた。口に放り込んで、舌の上で転がしながら奥の間へと引っ込む。 志乃の事は無視したままだ。下手に話し掛けても無駄だと、心得ているのだろう。 夢幻が結われていない志乃の髪を撫でていると、志乃がりんを見ながら小さな声を出した。 「おりんさんは……傾城屋の人なんですか」 言われて、りんが僅かに目を見開く。 しかし、すぐに元の生意気な表情に戻った。 「河岸で切見世してた人達と、同じ言葉遣いだわ」 「あんたには関係ありんせん」 キツイりんの言葉など聞こえていないかの様に、志乃は俯いて呟いた。 「両親を幼い頃に亡くして、今度は兄上を亡くして……私も身を売るしかないのかしら」 「あんたのこの後なんて、知ったこっちゃありんせん。わっちらは依頼された仕事をこなすだけ。さっさと用件を言いなんし」 りんはすっくと立ち上がると、騒々しい足取りで清次の消えた部屋へと入っていった。 きっと清次に泣きつくのだろう。夢幻はやれやれと溜め息をついて、志乃の頭をぽんぽんと軽く叩いた。哀しみは薄れていないだろうが、大分落ち着いてきた様だ。 「ここにいるのは、みんな半端者ばかりよ。あなたと一緒。明日なんて分からない」 絶望だけではない。だからといって希望があるとは決して言えないが、暗闇しかないわけではないのだ。 また遊び過ぎました(土下座 夢幻ちゃんがあんまり活躍してない……。また違うシーンで書き直そう、うん、そうしよう(恥の上塗り 「夢幻」って名前を自然に出すにはどうしたら良いかなぁ、と悩んで、江戸時代の半端者集団。 コードネーム、じゃないけど、あだ名……いや、通り名? よく分からん(← 必殺仕事人系(畏れ多い。てか必殺仕事人知ってるのか 傾城屋は、遊郭の事です。「傾城」ってつくトコに意気を感じたり。 河岸での切見世ってのは、特定の遊郭に所属しないで見売りしてる事。夜鷹(って言って分かるんだろうか 個人的にりんと清次のコンビが好き。だけど、半端者集団のリーダー格も用意してあるんですが、ソイツが出てきたら夢幻ちゃんと良いコンビになるのではないかと密かに期待(笑 ……やっぱりもう一回書こ。 ロビンのやつも、うっかりブライアンを出し忘れたのでもう一回書きたいー。 楽しくリハビリさせてくれるロビンと夢幻ちゃんに、多謝!! |
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